パソコン版Googleドライブの使い方──Windows・Macの導入手順とメリット
Googleドライブを「ブラウザで開いてアップロード・ダウンロード」して使っていませんか? 実は、パソコン版Googleドライブ(Drive for desktop)をインストールすると、Googleドライブがそのままエクスプローラー(Windows)やFinder(Mac)の中のドライブとして現れ、いつものファイル操作の感覚でクラウドを扱えるようになります。
私はGoogle Workspaceの導入支援で必ずこのアプリの設定をご案内しています。ブラウザ往復がなくなるだけで日々の作業がぐっと楽になるからです。この記事ではなぜ使うべきか(メリット)から、Windows・Mac別のインストール手順、つまずきやすいストリーミングとミラーリングの違いまでを、初めての方向けにまとめます。
この記事の内容
なぜパソコン版Googleドライブを使うのか(5つのメリット)
ブラウザ版でも十分使えますが、デスクトップアプリには「日々の手間が減る」明確なメリットがあります。
- ① ブラウザを開かずに使える──エクスプローラー/Finderに「Google ドライブ」が表示され、普段のファイル操作と同じ感覚で開く・保存・整理ができます。アップロード/ダウンロードの操作が不要になります。
- ② パソコンの容量を圧迫しない──既定の「ストリーミング」方式では、ファイルの実体はクラウドにあり、開いたときだけ取得されます。何千ファイルあってもディスクはほとんど消費しません。
- ③ ふだん使うアプリでそのまま編集できる──ExcelやWord、PDF、画像編集ソフトなどから、ドライブ上のファイルを直接開いて上書き保存するだけで自動的にクラウドへ同期されます。
- ④ 共有ドライブもまとめてマウントされる──「マイドライブ」だけでなく、チームの「共有ドライブ」も同じドライブの中に表示され、チーム作業のファイルにすぐアクセスできます。
- ⑤ オフラインでも作業できる──使いたいファイルを「オフラインで使用可能」に指定しておけば、ネットがない移動中でも編集でき、接続が戻ると自動同期されます。
1台のパソコンで加えた変更は、すべての端末に反映されます。会社のPCで保存したファイルが自宅のPCやスマホのドライブにも同じように反映されるので、「どれが最新版か分からない」問題が起きにくくなります。
インストール手順【Windows】
STEP1:ダウンロードとインストール
- Googleドライブ ダウンロードページ を開き、「パソコン版ドライブをダウンロード」をクリック
- ダウンロードした「GoogleDriveSetup.exe」を実行し、画面の指示に従ってインストール
- インストール後、ブラウザが開くので会社(または個人)のGoogleアカウントでログインし、アクセスの許可を「許可」する
STEP2:エクスプローラーで確認する
- エクスプローラーを開き、左の「PC」を見ると「Google ドライブ」というドライブが追加されています
- その中に「マイドライブ」と「共有ドライブ」が表示されれば成功です
- あとは通常のフォルダと同じように、ファイルをドラッグ&ドロップしたり、ダブルクリックで開いたりできます
インストール手順【Mac】
STEP1:ダウンロードとインストール
- Googleドライブ ダウンロードページ から「パソコン版ドライブをダウンロード」をクリック
- ダウンロードした「GoogleDrive.dmg」を開き、表示されるアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグしてインストール
- アプリを起動し、ブラウザでGoogleアカウントにログインしてアクセスを許可する
Macでは「システム拡張のブロック」が表示されることがあります。その場合は「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開き、画面下部に出るGoogle(または Google LLC)の項目を「許可」してください。これを許可しないとドライブがFinderに表示されません。初回のみの操作です。
STEP2:Finderで確認する
- Finderを開き、左サイドバーの「場所」に「Google ドライブ」が表示されます
- その中に「マイドライブ」「共有ドライブ」が並んでいれば成功です
- サイドバーに出ない場合は、Finderメニューの「設定」→「サイドバー」で表示項目を確認してください
ストリーミングとミラーリング──容量とオフラインの考え方
パソコン版ドライブには、ファイルの保存方法が2種類あります。ここを理解しておくと、容量とオフラインのバランスを自分でコントロールできます。
| 方式 | ファイルの保存場所 | ディスク消費 | オフライン |
|---|---|---|---|
| ストリーミング (既定・おすすめ) | クラウドが主体。仮想ドライブに表示され、開いたときに取得 | 少ない | 指定したファイルのみ可 |
| ミラーリング | クラウドとパソコンの両方に保存 | 多い(全ファイル分) | すべて常に可 |
安定したネット環境がある多くの方は、既定の「ストリーミング」のままで問題ありません。ディスクを節約しながら全ファイルにアクセスでき、必要なものだけオフライン化できるバランスの良い方式です。
特定のファイルをオフラインで使えるようにする
オフライン指定の手順(ストリーミング時)
- エクスプローラー/Finderで、オフラインでも使いたいファイルやフォルダを右クリック
- 「オフライン アクセス」→「オフラインで使用可能にする」を選択
- ローカルにコピーが保持され、ネットがなくても開けるようになります(接続復帰時に自動同期)
方式の切り替えはいつでも可能です。画面右上(Macはメニューバー、Windowsは通知領域)のドライブアイコン →「設定(歯車)」→「環境設定」から、ストリーミング/ミラーリングを選び直せます。容量の少ないノートPCはストリーミング、容量に余裕があり常時オフラインで使いたい場合はミラーリング、と使い分けるとよいでしょう。
まとめ
- パソコン版Googleドライブは、エクスプローラー/Finderからクラウドを直接扱えるアプリ。ブラウザ往復が不要に
- 導入は ダウンロード → インストール → ログイン → 許可 の流れ。Windowsは「PC」に、Macは「場所」にドライブが追加される
- Macは初回にシステム拡張の許可が必要な場合あり
- ストリーミング=容量節約・既定、ミラーリング=全ファイル常時オフライン。必要なファイルは右クリックでオフライン指定
共有ドライブの設計やチームでの権限運用と合わせて整えると、クラウドのファイル管理は一段とスムーズになります。導入や運用設計のご相談はお気軽にどうぞ。
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